撮れない風景 ~黄色の旗~(東日本大震災被災地を訪れて)

東日本大震災から14ヶ月目に入っているが、やはり現場でしか感じられないことは山ほどあった。
現地に行くと、空気感や時間の流れを肌で感じることができる。

当たり前の話だが、それを本当に理解している人はまだまだ少ないのかもしれない。

テレビの映像や写真をみて、「わかった気になっている」
これが一番怖いことだなと思った。

この写真。

多分現地の方や現地を詳しく知る方は何を表現しているかよくわかっていただけると思います。

この、黄色の旗。

「私はここに住み続けたい」という意思表示だそうです。

現地のおじいさんに「あの黄色の旗はなんですか?」と伺って、初めて知りました。

今、被災地では、今後、自分たちが住むところがどうなるのか?
それすら決まらない状況が続いているといいます。

行政の思惑、今までそこに住んでいた方の思い。

東日本大震災

それだけでなく、現実問題として、水面下では「お金」の問題も発生しているようです。

たった数メートル離れているだけで、土地の買い取り価格が10倍にもなるような場所もあると聞き、
そういう調整がうまくいかず、行政と住民とが裁判になりかけていたり、裁判をしていたりするそうです。

どうしても最大公約数的にならざるをえないかもしれませんが、やはりそこに住んでいる方にとっては、納得いかない気持ちも、よく伝わってきました。

さて、今回は少し短い内容となりましたが、次回は、先ほどお話しをしてくださったおじいさんから聞いた、
被災当時のリアルな話を書き記したいと思います。



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